本物の
“まなび体験”が
未来を創る

学校改革の新たな形

改革を目指す学校様と
一歩先の未来を創る
最良のパートナーでありたい。

生徒の学力格差拡大、働き方改革、入試多様化、ギガスクール、探究必修化……。
学校を取り巻く環境は大きく変化を求められ、先生方は多岐にわたる対応を迫られています。
そんな状況を打開するために、応急的なものではなく根本的な改革を目指されたい学校様も多いでしょう。

根本的な変革は一朝一夕には実現できません。
私たちは教育支援業界において学校改革の領域にいち早く取り組み多くの実績を積んでまいりました。
その経験により「自ら学び、自信を深め、チャレンジを楽しむ」生徒が続々と生まれてくる“まなびの文化”を御校とともに共創します。

御校の課題に合わせた最適なプログラムを通して、全国25万人超から厳選された現役難関大生が、御校生徒様の自学力を育み、高い目標へのチャレンジを可能にします。

PHILOSOPHY 私たちの理念

生徒に主体的な学びと楽しさを提供し、学校と共に未来を築きます

学校様の課題にあわせた最適なプログラムを通して、31万人超の中から厳選された現役難関大生が、生徒様の自学力を育み、高い目標へのチャレンジを可能にします。

SERVICE サービス

生徒に主体的な学びと楽しさを提供し、学校と共に未来を築きます。

放課後の学校において生徒様の学習を
サポートします。

放課後学習支援 学習メンター®プログラム

125ヵ国4500名の留学生との
国内グローバル体験を提供しています。

グローバル教育 協働学習型異文化体験プログラム
Power in Me

豊富な実践経験と専門的見地から
貴校ならではの探究をサポートします。

探究学習 個別探究実現モデル/
探究改革伴走モデル

生徒が夢中になれる
良質なプログラムを提供しています。

STEAM教育 PICK UP STEAM

さまざまな教育環境の変化に対応して
多様な学びの形を提供します。

その他の取り組み

CASE STUDY 導入事例

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共創の現場

未来を見据えた指導と伝える覚悟で生徒の可能性を広げる

京都大学大学院で「人がその人らしく生きる」というテーマを研究しながら、学習メンター®として5年間にわたり自習室で教え続ける小澤さん。 本記事では、自らの原体験から辿り着いた「つまずきの細分化」という独自の指導法と、5年間の経験で培った「耳の痛いことも伝える」覚悟を紹介します。 習慣を変えて広げる未来の可能性 ――  数あるアルバイトの中で「学習メンター®」を選んだ理由と、教育に対して抱いている熱意やその原点について教えてください。 一番の理由は、自分がこれまで抱えてきた「勉強への悩み」に対する経験や乗り越え方を、最もダイレクトに生徒へ伝えられる環境だったからです。私自身、もともと勉強が好きなわけではなく、高校時代には模試で偏差値40を取ってしまうほど成績が振るいませんでした。しかし、高校1年生の春に出会った大学教授のお話をきっかけに「勉強して大学に行きたい」と強く思うようになり、そこから猛勉強をして今の大学まで進学することができたのです。 塾講師として教えることに特化する道もありましたが、それだとリーチできる生徒数が限られてしまいます。私が関わることで、より多くの人が前向きに勉強に取り組めるようになり、進路について深く考えてくれる人が増えてほしい。そこで自分の経験や思考を最大限に反映できるこの仕事に強く惹かれ、気がつけばここまで続けることができました。 私の教育に対する熱意の原点は、「やり方や習慣が身についていないだけで、本当は頑張ればできる人がたくさんいるはずだ」という確信にあります。学歴や勉強はあくまで一つの手段ですが、その手段を上手く使いこなせないがゆえに、人生の可能性が狭まってしまうのは本当にもったいないと思うのです。 私自身、勉強という手段を使えるようになったことで見える世界が広がり、人生が劇的に豊かになりました。私が現在大学院で研究している「社会の中で人がその人らしく生きる」というテーマにおいても、社会のスタンダードを最低限こなす力、すなわち「勉強」は欠かせない要素です。将来の可能性を広げるために、私たちが関わることで勉強への向き合い方を変えていくことには、非常に大きな価値があると考えています。 つまずきの細分化で育む成功体験 ―― 学校にはいろいろな生徒がいると思いますが、接し方や教え方をどう工夫していますか? 最も意識しているのは、自分の価値観や成功体験を押し付けるのではなく、「その子が本当は何に悩み、どうしてそのような状態になっているのか」を深く想像することです。表面的な質問対応で終わらせるのではなく、「そもそもなぜ勉強が好きじゃないのか」といった根本的な部分まで一緒に深掘りし、高校3年生であれば、成績を上げるための具体的な進め方をメモに残して継続的に支援しています。 その上で、二つの工夫を実践しています。一つ目は、「未来を作れるように接する」ことです。目先の点数にとらわれるのではなく、「理系であっても国語力がなぜ重要になってくるのか」「数学の論理的思考が大学に入ってからどう活きるのか」といった社会や未来との繋がりを語り、学習の意義を見出せるように導いています。二つ目は、「つまずきの細分化と成功体験のインストール」です。難しい問題に直面した際、まずはできている部分を認め、どこで立ち止まったのかを一緒に解きほぐします。「筆者の見解を読み取るには、どんな接続詞に注目すればいいか」といった具体的なアプローチを通じて、私が勉強できるようになった感覚を少しずつインストールしてもらうのです。 また、私たちは学校の先生方のように専門的な知識や評価者の立場を持つわけではありません。だからこそ、先生方とは異なる「斜めの関係」を築くことができます。少し年上のお兄さんのような存在として、私の趣味であるドライブやアニメ鑑賞の話などを交えながらフランクに接することで、生徒の心を開く。等身大の受験経験を活かしながら、先生方の素晴らしい指導を心理的な面から補完していくのが、メンターならではの役割だと捉えています。 ビンゴで生み出す自習室の活気 ――  現場で感じた課題やニーズを、プログラムディレクター(以下PD)や先生に伝えて、改善や新しい取り組みに反映した、といったようなエピソードがありますか? 以前、ある学校で「もっと多くの生徒に自習室を利用してほしい」というニーズがありました。当時、1日の平均利用者は10人前後だったため、トモノカイのPDや先生方とも連携しながら改善策を模索する中で、私は「『自習室は勉強だけをしなければならない息苦しい場所』というイメージが、生徒の足を遠のかせているのではないか」という仮説を立てました。 そこで、よくあるただのスタンプラリーではなく、ゲーム性を持たせた「ミッションビンゴ」を考案したのです。5×5の25マスの中に、「月曜日にいるメンターと話してみよう」「メンター5人と喋ってみよう」「大学の学びを聞いてみよう」といったコミュニケーションを促すミッションと、「一緒にテスト計画を立てよう」「苦手科目をメンターとやろう」といった学習面のミッションを半分ずつ配置しました。 これなら、毎日来られなくても戦略的にマスを埋める楽しさがあり、景品をもらう達成感も味わえます。結果としてこの企画は大盛況となり、メンターと話すことを楽しみに来てくれる生徒が増えました。「自習室は学習だけでなく、いろいろな人と話せて、学習計画も一緒に立てられる魅力的な場所だ」と実感してもらうことができたのです。後にこの仕組みを別の学校で導入した際も、中学1年生の生徒たちがこぞって利用してくれるようになり、現場の空気が大きく変わったのを感じました。 本気で励まし掴んだ生徒の笑顔 ―― 学習メンター®をやっていてよかった、嬉しかったエピソードはありますか? 特に印象に残っているのが、数学は好きだけれど歴史が極端に苦手な生徒のエピソードです。1学期の中間テストで38人中30位くらいを取ってしまい、「どうしよう」と相談を受けました。そこから一緒にテスト対策をして少し点数が上がったのですが、2学期にまた下がってしまい、3学期には「来年からは歴史をやらないからもういい」と諦めかけていました。しかし私は、「でも、ここで最後やりきって、高い点数を取れたら気分が上がらない? 量は多いけれど一緒に頑張ればできそうだよね?」と本気で励ましたのです。すると生徒も「確かに」と奮起してくれ、結果的に学年末考査で今までで一番高い点数と順位を取ることができました。「小澤さん、やった!」と最高の笑顔を見せてくれたあの瞬間は、本当に嬉しかったです。 また、特進コースの生徒に数学を教えていた時のことも忘れられません。「難しすぎて解けない」と持ち込まれた問題を細かく噛み砕き、「この知識は知っている?」と一つずつ積み上げていきました。すると、「あれ、意外と知っている知識とちょっとした考え方だけで解けるんだ」と気づいてくれたのです。後日、久しぶりにその生徒の対応をすると一番難しいと言われる問題集に取り組んでいました。「あれから数学をやろうと思って、難しい問題集を始めました」と言ってくれた時は心底嬉しかったです。分厚い解説書で省略されている部分や、証明問題における逆算の思考法などを丁寧にサポートすることで、「意外と解ける」という確かな自信を深めてもらうことができました。 悔しさから得た本気で伝える覚悟 ―― 最初から全てが順調だったわけではないと思います。生徒との関わりにおいて「もっとこうすればよかった」と力不足を感じたエピソードと、そこからどう今の姿勢に繋げているかを教えてください。 ある高校3年生の受験生を担当していた時のことです。普段から適切に接し、休憩時間が長すぎないか声をかけたり、必要な時には発破をかけたりはしていました。ただ、春や夏の時点では「まだ少し先だし、負荷をかけすぎても良くないだろうから見守りながら進めよう」と、あえて注意の強度を抑えていた部分があったのです。 しかし、結果としてその生徒は共通テストの点数が足りず、第一志望の大学に不合格となってしまいました。その事実を知った時、「どうしてもっと早い時期から勉強への向き合い方について厳しく伝えなかったのだろう」「もう少し強く発破をかけるべきだったのではないか」と、強い自責の念に駆られました。結局、その子にとっての1番の幸せは「行きたい大学に行き、やりたいことができるようになること」だったはずなのに、私たちが関わっていたのに叶えてあげられなかったという悔しさが残ったのです。 この痛切な反省から、私は「本当にその子のことを思って向き合うのであれば、時には耳の痛いこともきちんと言葉にして伝えなければならない」と深く学びました。今では、やるべき時には「絶対にちゃんとやろう」と、タイミングを逃さずに伝えることを信条として指導にあたっています。 寄り添う力と高い視座への成長 ―― あなたにとって、この活動を通じて得られた「自分自身の成長」や、他の仕事では得られない「学習メンター®ならではのやりがい」とは何でしょうか? 大きく二つの成長があったと感じています。一つ目は、「相手の気持ちに寄り添い、道筋を組み立てる力」です。私自身が努力の末に大学へ進学できた成功体験があるからこそ、無意識のうちに「やればできる」という生存者バイアスにとらわれがちです。しかし、できないことに悩む生徒と深く向き合う中で、自分がかつてつまずいた経験を常に思い出し、相手の目線に立って前向きになれるような声かけを組み立てられるようになりました。 二つ目は、「高い視座で物事を捉える力」です。関西の学習メンター®評価制度チームのリーダーとして学校のチーム運営や制度設計に携わる中で、「学校様が私たちに何を期待しているのか」「数年後も信頼して任せていただくためには、組織としてどう振る舞うべきか」といった本質的な課題を考えるようになりました。 そして、他の仕事では得られない「学習メンター®ならではのやりがい」は、圧倒的な裁量とフラットな文化にあります。学生でありながら、PDや学校の先生方と対等な目線で意見を交わし、現場をより良くするための議論を深めていける。学生を心から信頼し、提案を受け入れてくれる環境があるからこそ、私たちは本気で教育に向き合うことができるのです。この活動を通じて得た視座を胸に、より多くの人の可能性を最大化するという夢に向かって挑戦し続けたいと思っています。

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斜めの関係で信頼を築き学校の課題に挑む学習メンター®5年の歩み

京都大学大学院の工学研究科で、研究に没頭する傍ら、5年にわたり「学習メンター®」として学校の自習室で教え続ける岡本さん。 本記事では、5年間の学習メンター®の経験を持つ彼だからこそ辿り着いた、教員でも友人でもない「斜めの関係」による信頼構築の方法と、学校の課題を自分事として捉える熱い想いを紹介します。 勉強の本当の楽しさを伝える原点 ――  数あるアルバイトの中で「学習メンター®」を選んだ理由と、教育に対して抱いている熱意やその原点について教えてください。 自身の高校時代までの経験を活かせる教育系のアルバイトを経験したいと思ったことが、大きな理由です。友人と一緒に勉強したり教えたりする機会が多かった中で、自身の働きかけによって誰かが良い方向へ変化していくプロセスに大きなやりがいを感じ、そのような仕事が自分に合っているのではないかと考えていました。 そして何より、生徒の人生そのものに伴走できるところに強い魅力を感じて学習メンター®を選びました。中高生の時期というのは、勉強だけでなく部活や人間関係など、学校生活のすべてが彼らの人生において非常に大きなウェイトを占めています。そうした多感な時期の生徒に対し、等身大の大学生が勉強以外の部分でも双方向に関わっていくことは、広い意味での「教育」であると私は考えています。 私が学習メンター®の仕事を通じて最も伝えたいのは、勉強の本当の楽しさです。周囲から「勉強しろ」と言われたり、いい大学に行きたいという思いが先行したりすると、どうしても勉強に対して義務感や嫌悪感を抱いてしまう生徒は少なくありません。だからこそ、嫌々取り組むのではなく、私が彼らの目の前で一緒に問題を解きながら、その面白さを実演して体現することで、学ぶことの喜びに気づいてもらいたいと強く願っています。 問いかけから築く深い信頼関係 ―― 学校にはいろいろな生徒がいると思いますが、接し方や教え方をどう工夫していますか? 私は現在、週に4日ほど学習メンター®として学校の自習室へ行き、平日のほとんどは生徒たちと一緒に過ごしています。その中でどのような生徒に対しても共通して心がけているのは、何よりもまず「信頼関係を構築すること」です。同じ内容を教えるにしても、事前に心のクッションがあるかどうかで生徒の反応はまったく異なりますから、今日あった出来事や趣味の話など、生徒が自然と話したくなるようなアイスブレイクを徹底しています。 学習指導の場面で特に気をつけているのは、生徒の立場に立ち、彼らの見えない思いを汲み取ろうとする姿勢です。例えば「ここまでは分かる?」と一方的に聞くだけでは、生徒に「ここまで分かっていないといけないのか」という威圧感を与えてしまう可能性があります。そのため、解説を始める前に「最初見た時にどういう解き方を想像した?」「答えを読んで、どこから分からなくなった?」と丁寧に問いかけ、認識をすり合わせるプロセスを大切にしています。そうすることで、生徒自身も分かったつもりになっていた箇所に気づくことができ、芋づる式に復習ができるという効果も生まれます。 さらに、単にその場で理解させるだけでなく、「再現性のある勉強」に導くことも強く意識しています。解説をなぞるだけではなく、「なぜこの解答はこの解き方に至ったのか」「自分ならどうアプローチするか」という視点を持たせ、自力で解けたという実感から生まれる楽しさを味わってもらえるよう工夫しています。 一方で、学習意欲がまだ高くない生徒に対しては、まずは雑談を通じて「この人なら話しやすいかも」と感じてもらうことを優先し、「せっかく自習室に来たのだから、ここまでは解いてみようか」と、短期的なマイルストーンを設けて小さな達成感を積み重ねるアプローチをとっています。 進路の視野を広げる大学紹介作り ――  現場で感じた課題やニーズを、プログラムディレクター(以下PD)や先生に伝えて、改善や新しい取り組みに反映した、といったようなエピソードがありますか? 学校の先生方が抱えていらっしゃる課題の一つに、「生徒が大学の知名度や自宅からの近さだけで進路を選んでしまい、日本全国にある魅力的な大学の存在を知らない」というものがありました。このお話を伺った時、全国の多様な大学に在籍する私たち学習メンター®の強みを活かさない手はないと考え、メンバーの出身地や在籍大学の情報をまとめた「大学紹介」の作成をPDや先生方に提案し、現在プロジェクトを進めています。 この大学紹介は、単なる偏差値や基本情報の羅列ではありません。「ここにはこんなに美味しいご当地グルメがある」「この大学は意外にも世界最先端のロボット研究をしている」など、生徒の好奇心を刺激するような生きた情報を盛り込み、各都道府県に最低1校以上の大学を掲載することを目指しています。 まだ完成前の段階ではありますが、作業中に自習室へ来た生徒が興味を示してくれることも多々あります。例えば、私の出身地である香川県の大学紹介を見た生徒から「香川ってこんなところなんだ!」と大学紹介をきっかけに勉強以外の幅広いコミュニケーションへと発展し、結果的に進路への視野を広げるきっかけにもなっています。 生徒が学ぶ楽しさに気づく喜び ―― 学習メンター®をやっていてよかった、嬉しかったエピソードはありますか? 一番嬉しく感じるのは、やはり生徒が「勉強って楽しい!」と思ってくれた瞬間に立ち会えた時です。私が教える上で最も意識している部分が伝わり、「こんな解き方があったんだ」「数学と物理って、ここでこんな風に繋がるんだ」と、彼らがパッと目を輝かせて嬉しそうな顔を見せてくれる瞬間は、まさに学習メンター®冥利に尽きると日々感じています。 また、「分かりやすい」と言ってもらえることはもちろんのこと、後日再び私のところへ学習相談や質問に来てくれるなど、自分を頼りにしてくれていると実感できる時間も非常に充実感が得られます。そして最終的に、テストの点数が伸びたり、志望大学への合格といった明確な結果が現れた瞬間は、彼らと共に伴走してきたからこその大きな喜びを感じます。 失敗から学んだ生徒とのコミュニケーション ―― 最初から全てが順調だったわけではないと思います。生徒との関わりにおいて「もっとこうすればよかった」と力不足を感じたエピソードと、そこからどう今の姿勢に繋げているかを教えてください。 自習室という環境は、塾や家庭教師のようにすべての生徒が学習しに来ているわけではありません。時にはただ遊びに来ているだけの生徒や、「勉強したくない」と学習メンター®にすがるような生徒もたくさんいます。学習メンター®を始めた頃は、そうした生徒たちにどう対応すればいいのか分からず、うまく学習へと誘導できなかったという苦い失敗経験がありました。 そのもどかしい経験から学んだのは、やはり一人ひとりとの信頼関係を築くことが何よりも先決だということです。生徒が「この人たちは話しやすい」「もう一度話したい」と思ってくれるだけで、自習室に足を運んでくれる回数が増え、「じゃあ少しだけ勉強してみようか」という声かけへの素直な反応に繋がっていくのだと気づきました。ただ質問に答えるだけのチューターではなく、双方向にコミュニケーションが取れる存在として向き合う今の姿勢は、こうした失敗から形成されています。 一方で、現場では「生徒と仲良くなりすぎてしまう」という別の課題にも直面しました。特定の学習メンター®に生徒がずっと張り付いてしまい、他の生徒の対応ができなくなるという物理的な問題です。この状況を改善するため、現場の学習メンター®たちで話し合い、タイマーを設けて「20分経ったら次の人のところに行く」というルールを作りました。同時に、周囲の状況を俯瞰して声をかけるリーダーメンターの役割がいかに重要であるかも深く学びました。 共に背中を押すリーダーへの成長 ―― あなたにとって、この活動を通じて得られた「自分自身の成長」や、他の仕事では得られない「学習メンター®ならではのやりがい」とは何でしょうか? 人と人との信頼関係をどう築き、どう向き合うかという本質的なアプローチを学べたことが一番の成長です。学習メンター®は「人生の先輩」という立ち位置ではありますが、あくまで関係の根底にあるのは人間同士の繋がりです。学校の先生の「縦の関係」や友人同士の「横の関係」とは違う、この「斜めの関係」だからこそ、双方向のコミュニケーションが生み出す価値は計り知れません。 また、リーダーメンターとしての立ち振る舞いにも大きな気づきがありました。初めて現場のリーダーメンターを任された時、私は「リーダーだから自分が全てを頑張らなければ」と抱え込み、シフト管理から先生との打ち合わせまで一人でこなそうとしてパンクしてしまった経験があります。そこから、他のメンバーを信頼して仕事を任せ、チーム全員で前に進む姿勢の重要性を学びました。リーダーシップとは先頭に立って引っ張るだけでなく、みんなのことを考えて一緒に背中を押すタイプのものもあるのだと、周囲のフィードバックから気づくことができたのは大きな財産です。 そして、学習メンター®という活動を通して、私自身も「勉強の大切さ」を再確認することができました。勉強で身につけた解法は、まるでゲームの武器のようなものです。一つの武器で倒せなかった問題も、別の武器を使えば倒せるかもしれない。そしてその武器は、実は別の教科に挑むときや、将来の選択肢を広げるときにも力になってくれるかもしれない。この世界の広がり方と楽しさを、これからも生徒たちに全力で伝えていきたいと思っています。

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教育現場とビジネスの架け橋となる「真のパートナー」を目指して

元中学校教員としての経歴を持ち、現在はトモノカイでプログラムディレクター(以下PD)として活躍する遠見さん。なぜ彼は学校ではなく、民間企業から学校の課題解決に関わる道を選んだのでしょうか。 本記事では、現場を知る彼だからこそ語れる「先生ファースト」の視点と、教育現場への熱い想いを紹介します。教育とビジネスをつなぐ「真のパートナー」としての覚悟に、ぜひ触れてみてください。 圧倒的なスピードとインパクトで教育課題に挑む ―― トモノカイに入って、特に学校教育に関わることを選んだきっかけや想いは何ですか? もともと教育に携わりたいという強い思いがありました。社会を構成する「ヒト・モノ・カネ」の中で、それらを生み出し扱うのはすべて「ヒト」です。そのヒトを育てる教育こそが国の根幹だと私は考えています。人生の半分近くを仕事に費やすなら、その根幹を支える意義ある仕事がしたいと考えました。 2年間中学校の教員を努めましたが、実は教員になる前から、「2年で一度、自分のキャリアを見つめ直そう」と決めていました。教育現場で実際に何が課題となっているのか、その「生の声」を自分自身で確かめたかった。その上で、課題解決のためには現場に残るべきか、あるいは外からアプローチすべきか、自分なりの評価軸を作ろうと考えていました。実際に2年間の現場での経験から、このまま現場でも教育課題の解決に向けてできることがあるという自信はありました。しかし、より広く、より深く教育課題を解決するためには、「インパクト」と「スピード感」のある民間企業という立場からアプローチした方が影響力が大きいのではと考え、プログラムディレクターになることを決めました。 ―― 実際にプログラムディレクターになってみて、いかがでしょうか。 やはり、一学校で担任や教科担当として関われる人数よりも、より多くの生徒や先生方に影響が与えられる立場だと感じています。間接的かもしれませんが、自分が作ったプログラムや仕組みを横展開することで、より多くの学校の課題解決の支援ができていると考えています。また、一教員では接点を持つことが難しい、校長先生や理事といった学校経営の層に直接提案を聞いていただける機会があることも大きな魅力です。 公立学校では予算や採用の権限が現場にないことも多いですが、私立学校の経営層と対話できる今の環境であれば、より大きなスピード感を持って教育課題の核心に迫っていけます。現場を知っているからこそ、仕組みから変えていく手応えを日々感じています。 「先生ファースト」で使い分ける対話の言葉 ―― 学校の学習環境づくりのパートナーとして、さまざまな先生方とコミュニケーションを取る上で、どのようなことを意識していますか? 大前提として「先生ファースト」であることを大切にしています。現場の多忙さは、私自身も身をもって知っています。先生方は教育への熱い想いを持って働かれているからこそ、その気持ちに寄り添い、共感しながら対話を重ねたいと考えています。 その上で、管理職と現場の先生では、担う責任や関心が異なるため、伝える言葉を使い分けています。現場の先生へは、特定の生徒の成長や学年の成績変化といった具体例を報告します。一方で管理職の先生方には、進学実績や生徒募集への貢献など、経営的な視点に合わせて話題を選定するよう意識しています。そして先生たちファーストでありつつも、学校をよりよくするためという目的から、放課後の学習環境に精通したプロ目線と先生方と同じ目線の両方を持って対話するようにしています。 「生徒の未来を叶える」を見据えたプログラム設計 ―― プログラム内で施策を考えたり設計する上で意識していること、大切にしていることはありますか? 「動機づけ」を大事にしています。教員の時に指導をしていた経験から、私自身もそういった部分に想像が働く方だと思います。しかし、動機づけを何より大切に考えているからこそ、実際には学習メンターの意見を積極的に取り入れるようにしています。日々現場で生徒と接しているなかで、学習メンターの目線から、目の前の生徒がどのようなことに興味関心があるのか、どうやったら前向きに取り組んでもらえるのか、現場の意見を活かすようにしています。 日々の勉強や進路に悩む生徒を、学習メンターとの関わりで前向きにし、行きたい大学への想いを叶えられるよう、プログラムを設計しています。 信頼して任せることで引き出す学習メンターの力 ―― 学習メンターに力を発揮してもらうために意識していることはありますか? 学習メンターが気持ちよく働き、アイデアを出せる環境を作るため、細かい指示はしません。最低限守ってほしいことや対応方法とその考え方だけ伝え、指示にとらわれず、現場の状況によって最適な対応をできるように任せています。信頼して任せることで、彼らは期待を超える成果を出してくれるからです。 また、先生方に学習メンターを信頼してもらう工夫もしています。私が説明するだけでなく、学習メンター自身を打ち合わせに参加させたり、イベントに登壇させたりしています。彼らの高いポテンシャルを先生の目の前で体感してもらうことで、信頼関係が築けるようにしています。 先生に「一緒に仕事をするのが楽しい」と言われる喜び ―― PDを続けていて、達成感ややりがいを感じたエピソードはありますか? 生徒の変化で言えば、最初は反発していた子が、学習メンターと接する中で勉強を始める姿を見た時です。自習室に自ら宿題を持って来て取り組むような成長を感じられた時は、本当に嬉しいですね。 また、先生方が積極的にプログラムを活用してくれるようになったことにも大きなやりがいを感じました。当初は「放課後も勉強させるなんて」という雰囲気があった学年団が、先生主導で施策を進めるまでに変わったことがありました。生徒も積極的に自習室に足を運んでくれて、先生方から「一緒に仕事をしていて楽しい」と言葉をいただいた時は、この仕事の意義を深く実感しました。 御用聞きからの脱却、プロとしての提案 ―― PDをやっている中で失敗してしまったエピソードはありますか? 過去の失敗は、先生方の「御用聞き」になりすぎてしまったことです。「どうしたいですか」と聞き、言われたことを実行するだけでは、学校をより良くするためのプロの仕事をしているとは言えません。そのことに気づかされました。 それからは意識を変えました。学校経営や全体の目標を見据え、現状の課題を分析した上で、プロとして「貴校に必要なプログラムはこれです」と能動的に提案すべきだと考えたのです。たとえ先生の意向と異なる部分があっても、目指すべき学校の姿に照らして、伝えるべきことは誠実に伝える。それが真のパートナーとしての責任であり、プロとしての姿勢を貫くことだと心がけています。 教育への想いをビジネスの力で実現する ―― PDという仕事のやりがいは何だと思いますか? やりがいは大きく2つあります。1つは、学校現場に深く入り込み、教育の構造改革にや学校の課題解決に携われることです。「インパクト」と「スピード感」を持って、教育への想いを形にできる点です。 もう1つは「教育×ビジネス」の面白さです。一見相反する要素に見えますが、例えばマーケティングの視点で生徒が自習室に来てもらえるような仕掛けを考える等、ビジネススキルを用いて教育課題に向き合えます。コンサルティングや企画開発の要素を含んだアプローチができる点に、この仕事ならではの楽しさを感じています。 先生方の教育に対する想いと現場で感じる課題感のジレンマを肌で知っています。だからこそ、私は「教育×ビジネス」の力を用いて、圧倒的なスピードとインパクトで現場の課題を解決したいと強く思っています。学校経営の「真のパートナー」として、先生方と生徒たちの未来を最前線から支え続けたいです。

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学校の理想を共に実現する、現場に寄り添うパートナー

「ひとりひとりを、学びの主人公に。」という理念のもと、学校課題解決の伴走者として奔走するトモノカイのプログラムディレクター(以下PD)。今回はPDになって6年目の平出さんにお話を伺いました。 なぜ「学校を支える」道を選んだのか。学校の管理職の先生や現場の先生方と同じ熱量で未来を創る姿勢と、現場での葛藤や喜びから、真の「学校のパートナー」としての覚悟をお伝えします。 「教える」でなく「環境」から学校を支えるという選択 ―― トモノカイに入って、特に学校教育に関わることを選んだきっかけや想いは何ですか? 私自身、中高一貫校に通っていたのですが、その環境に甘えて中だるみを経験し、将来のことを考える機会を作れなかったという後悔があります。そうした経験から、生徒自身が将来から逆算して学習意欲を持てるような教育や、苦手なことでも小さくても成功体験を積んでできるようになる教育を作りたいと考えました。 大学生の時に塾講師や家庭教師のアルバイトを経験する中で、教える人だけでなくそれらを取り巻く環境や人物が生徒に与える影響力の大きさや重要さを実感し、学習環境をよりよくしていくために学校の先生とは違う立場から関われるPDという道を選びました。 先生方と「理想の生徒像」を共有し歩みを揃えるための工夫 ―― 学校の学習環境づくりのパートナーとして、さまざまな先生方とコミュニケーションを取る上で、どのようなことを意識していますか? 管理職の先生に対しては、どうやって学校を人気にするか、つまりどうやって生徒や保護者の期待に応える結果を出せる学校にするかという視点でコミュニケーションを取るようにしています。学校が大事にしたいビジョンを汲み取りつつ、放課後の学習環境に精通したプロとしてそれを実現するための設計をし、最終的には成果につながるような取り組みになるよう提案をします。一方で、現場の先生と話す時は「いかにそのクラスの生徒さんが可愛いか」をテーマにすることが多いです。先生方は生徒の成長を一番に願っています。だからこそ、管理職の意向を汲みつつも、まずは先生と「どういう生徒に育ってほしいか」を丁寧にすり合わせます。その上で「我々ならこういうことができます」と提案し、事前の価値観の共有やすり合わせを何よりも大切にしています。 小さな成功体験の積み重ねを未来の大きな成果に繋げるプログラム設計 ―― プログラム内で施策を考えたり設計する上で意識していること、大切にしていることはありますか? 先ほどの学校教育に関わることを選んだ想いにも繋がりますが、「小さくても成功体験を感じてもらうこと」をすごく大事にしています。もちろん「勉強をして成績が上がる」ことも大事ですが、結果は一朝一夕では出ません。そこで、プログラム内で少しずつ小さな成功体験の階段を作ってあげることで、その積み重ねから本人の力で大きい成功体験が作れるように意識して施策を考えています。 例えば、ある学校では簡単なプリントを1枚用意し、「今日はこれだけでもやって帰ろう」という取り組みをしました。学習効果は限定的かもしれませんが、「これだけやればOKなんだ」という達成感が生まれ、実際に勉強が嫌いな生徒が友達を呼んで自習室に来てくれるようになりました。勉強に触れる瞬間を1秒でも作ることが、その子にとっての大きな一歩になります。先生方が目指す中長期的な成果につなげるためにも、まずは生徒が自信を持てる仕組み作りを意識しています。 学校を共に創るチームとしての信頼と対話の形 ―― 学習メンターに力を発揮してもらうために意識していることはありますか? 現場の意見を大切にすること、そして彼らに「学校をより良くしたい」という気持ちを伝えて信じて任せることです。学習メンターは中学生や高校生の時、自分自身で悩んで答えを出してきた経験があり、それに基づいた教育への想いと高い思考力を持っています。なので、学校をより良くするチームの一員として学校の背景や課題を真摯に伝え、主体的に考えてもらうことで、彼らの力が最大限に発揮されると考えています。 生徒の成長と学校の活性化を共に支える喜び ―― PDを続けていて、達成感ややりがいを感じたエピソードはありますか? 一つは、学習メンターと一緒にそれぞれの生徒の成長が見られたときにやりがいを感じます。始めは勉強に積極的ではなく自習室に来るだけだったが、徐々に自習室で自ら勉強をするようになり、3年間通い続けてくれた生徒がいました。そして、本人が納得のできる進路を掴み取った姿を見たとき、「こういった卒業生をもっと増やしたい」と感じました。 もう一つは、ある学校での経験ですが、「学校を変えたい」という教頭先生の想いからご信任いただいた一方で、1年目は現場の先生方を巻き込むのに苦戦しました。「できる子は自分でできる」「放課後の学習に価値を感じない」という先生もいらっしゃったと思います。 それでも、少人数でも来てくれる生徒たちが学習メンターと関わることで変わっていく姿を見て、私は「学習メンターには力がある」と確信していました。そこで諦めず、先生一人ひとりと面談を重ね、進路の会議にも参加しました。 その結果、2年目には先生方と連携して授業とリンクした施策を展開できるようになり、自習室も5人程度から20名が安定して来る場所に変わりました。 先生方の考えが変わり、それにつれて生徒も変わっていく様子が見られたのは、達成感を感じた経験でした。 学校の願いを第一に考える真の連携の在り方 ―― PDをやっている中で失敗してしまったエピソードはありますか? 「教育に対する思い」が強すぎるあまり、自分のやりたい教育だけを取り入れた施策を提案したり意見を主張したりしていた時期がありました。やはりその時は、学習メンターの力もうまく発揮させられず、先生への提案も学校が求めているのにともなっていなかったです。その経験から、まずは先生の目線になって、学校や先生が求めるものをヒアリングしすり合わせるところから始め、学習メンターの能力を信じて任せた方が生徒にとっていい結果に繋がると思えるようになりました。先生方から「こんなことを目指している」「こんなことをしたい」と積極的にご意見をいただけることで、放課後の学習環境がより良いものになり、学習メンターにも想いが行き届き活性化すると思っています。 先生との深い信頼関係が導く学校への貢献 ―― PDという仕事のやりがいは何だと思いますか? 「ひとりひとりを、学びの主人公に。」という理念に関われる、現場の一番のサポーターになれることです。我々が関わることによって教育の理想と現実をつなぎ、学校の教育環境がより良くなり、そして生徒さんが少しずつ変わることで、教育や社会に大きな貢献ができると感じています。 また、先生から「ごめん、ちょっとこれも頼みたいんだけど」と言われたことに対して「やりますよ」とすぐ応えられるような、気軽に相談や依頼がいただける瞬間が嬉しいですね。それはビジョンが共有され、信頼されていないとできないことですから。 我々PDは「先生方とパートナーシップを結び、放課後の学習環境に精通したプロフェッショナル」と言っていますが、一方で主役は学校ですから、その主役を支えるサポーターとして、これからも学校と現場に寄り添っていきたいです。

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